CSCCCSC利用規約 CSCCCSC利用規約(以下、「本規約」といいます。)は、KURA株式会社(以下「当社」といいます。)がこのウェブサイト上で提供する、下記のCSCCCSCシステムサービス(以下単に「CSCCCSC」といいます。)の利用条件を定めるものであり、CSCCCSCを利用するすべてのユーザーに適用されます。登録ユーザーの皆さま(以下「ユーザー」といいます。)には、本規約に従って、CSCCCSCをご利用いただきます。 記 CSCCCSC(Clearing Service for Conformity of food Containers by Connecting its Supply Chain)は、器具容器包装製品の成分を把握し、法適合性を判定するシステムです。器具容器包装とその原材料の取引の際に求められる基準適合性にかかる説明を、従来の事業者間のやり取りから大きく変えることなく適切に実施し、確実に法適合した製品の流通を支援するツールです。 2022年4月1日現在、CSCCCSCは以下を対象範囲としています。 ・樹脂成分…国のポジティブリスト(令和2年厚生労働省告示第196号)別表第1第1表基ポリマー(プラスチック)テーブル部分に収載されている基ポリマー(除く17.エポキシポリマーの架橋体、20.架橋ポリエステル、21.合成吸着剤及びイオン交換ポリマー、22.シリコ-ン、26.熱可塑性ポリウレタン、28.熱硬化性ポリウレタン) ・添加剤成分…国のポジティブリスト(令和2年厚生労働省告示第196号)別表第1第2表に収載されている添加剤・塗布剤(除く149亜硫酸ナトリウム(食品添加物)、474活性白土(食品添加物)、485カラシ抽出物、695(α―、β―、γ―)シクロデキストリン(食品添加物)、849水酸化カルシウム(食品添加物)、1130二酸化炭素、1414ベントナイト(食品添加物)、1454水) 第1条(適用) 1 本規約は、ユーザー(後述する法人管理者と、自社内ユーザーとを問わず全てのユーザーをいいます。)と当社との間のCSCCCSCの利用に関わる一切の関係に適用されるものとします。 2 当社はCSCCCSCに関し、本規約のほか、ご利用にあたってのルール等、各種の定め(以下「個別規定」といいます。)を設けることがあります。これら個別規定はその名称のいかんに関わらず、本規約の一部を構成するものとします。 3 本規約の規定が前条の個別規定の規定と矛盾する場合には、個別規定において特段の定めなき限り、個別規定の規定が優先されるものとします。 第2条(登録資格) 1 CSCCCSCのユーザー登録をするためには、登録希望者が一般財団法人化学研究評価機構食品接触材料安全センターの正会員である法人あるいは合成樹脂製器具容器包装を食品関係業務で使用する法人(以下「所属法人」といいます。)の役員又は従業員であることを要し、所属法人の最初の登録者には当社が「法人管理者」の資格を付与するものとします。 2 法人管理者は、所属法人に属する他のユーザー(以下、法人管理者と区別するために「自社内ユーザー」といいます。)のユーザー登録情報の変更、削除をする権限を有するものとします。 3 自社内ユーザーは、法人管理者の指示に従って頂くものとします。 第3条(利用登録) 1 CSCCCSCの利用に当たっては、登録希望者が本規約に同意の上、当社の定める方法によって利用登録を申請し、当社がこれを承認(法人の所属者であるか否かは、登録希望者の自己申告及び登録メールアドレスのドメインによって確認するものとします。)することによって、利用登録が完了するものとします。 2 登録希望者は、CSCCCSC利用登録をすることによって、本規約に有効かつ取り消し不能な同意をしたものとみなされます。 3 当社は、利用登録の申請者に以下の事由があると判断した場合、利用登録の申請を承認しないことがあり、その理由については一切の開示義務を負わないものとします。 (1) 利用登録の申請に際して虚偽の事項を届け出た場合 (2) 本規約に違反したことがある者からの申請である場合 (3) その他、当社が利用登録を相当でないと判断した場合 第4条(ユーザーIDおよびパスワードの管理) 1 ユーザーは、自己の責任において、CSCCCSCのユーザーIDおよびパスワードを適切に管理するものとします。 2 ユーザーは、いかなる場合にも、ユーザーIDおよびパスワードを第三者に譲渡または貸与し、もしくは第三者と共用することはできません。当社は、ユーザーIDとパスワードの組み合わせが登録情報と一致してログインされた場合には、そのユーザーIDを登録しているユーザー自身による利用とみなします。 3 ユーザーID及びパスワードが第三者によって使用されたことによって生じた損害は、当社に故意又は重大な過失がある場合を除き、当社は一切の責任を負わないものとします。 第5条(利用料金および支払方法) 1 ユーザーは、CSCCCSC利用の対価として、当社が別途定め,本ウェブサイトに表示する利用料金を,当社が指定する方法により支払うものとします。 2 ユーザーが利用料金の支払を遅滞した場合には、ユーザーは年14.6%の割合による遅延損害金を支払うものとします。 第6条(権利義務の譲渡の禁止) ユーザーは、当社の書面による事前の承諾なく、利用契約上の地位または本規約に基づく権利もしくは義務を第三者に譲渡し、または担保に供することはできません。 第7条(遵守事項) 1 法人管理者は、以下の各事項を遵守。承諾するものとします。 (1) 器具容器包装あるいはその原材料の取引において、事業者間の信頼関係を損ねないよう努めること。 (2) 自社内ユーザーのメールアドレスドメインを適切に管理すること。 (3) 自社内ユーザーが本規約を遵守するよう指導・監督をすること。 2 ユーザー(法人管理者たるユーザーを含む。)は、以下の各事項を遵守・承諾するものとします。 (1) 所属法人が事業者間信頼関係を損ねないために行う措置に従って行動すること。 (2) 適合性判定情報を登録する際は、当該器具容器包装に関わるサプライチェーン内の全事業者がこれに基づいて管理をすれば最終製品が法に適合することを所属法人が保証し供給する範囲内で行うこと。 (3) 限定された顧客に提供するマッチングコードを守秘し、不適切なマッチングコードをもって管理される器具容器包装やその原材料がサプライチェーンに流通しないようにすること。 (4) 登録した適合性判定情報に基づいた適合性判定結果がCSCCCSCの他のユーザーに提供されることを了承すること。 (5) CSCCCSCの高度化のため、当社が処方情報、適合性判定情報を秘匿した上でこれらを統計処理することを了承すること。 (6) CSCCCSCにおける登録、判定のアルゴリズムを了解し、CSCCCSCの使用中に判定ミス、漏洩などCSCCCSCに課題がある可能性があると判断したときは当社に連絡をすること。 (7) CSCCCSCのサービス終了時には、利用料金に関するクーポン等が未使用状態であっても取り消され、返金措置がないことを了承すること。 第8条(禁止事項) ユーザーは、CSCCCSCの利用にあたり、以下の行為をしてはなりません。 (1) 法令または公序良俗に違反する行為 (2) 犯罪行為又はそれに関連する行為 (3) CSCCCSCの内容等、CSCCCSCに含まれる著作権、商標権ほか知的財産権を侵害する行為 (4) 当社、他のユーザー、またはその他第三者のサーバーまたはネットワークの機能を破壊したり、妨害したりする行為 (5) CSCCCSCによって得られた情報を商業的に利用する行為 (6) 当社のサービスの運営を妨害するおそれのある行為 (7) 不正アクセスをし、またはこれを試みる行為 (8) 他のユーザーに関する個人情報等を収集または蓄積する行為 (9) 不正な目的を持ってCSCCCSCを利用する行為 (10) 処方情報解読のためにCSCCCSCを利用する行為 (11) CSCCCSCの他のユーザーまたはその他の第三者に不利益、損害、不快感を与える行為 (12) 他のユーザーに成りすます行為 (13) 当社のサービスに関連して、反社会的勢力に対して直接または間接に利益を供与する行為 第9条(CSCCCSCの提供の停止等) 1 当社は、以下のいずれかの事由があると判断した場合、ユーザーに事前に通知することなくCSCCCSCの全部または一部の提供を停止または中断することができるものとします。 (1) CSCCCSCにかかるコンピュータシステムの保守点検または更新を行う場合 (2) 地震、落雷、火災、停電または天災などの不可抗力により、CSCCCSCの提供が困難となった場合 (3) コンピュータまたは通信回線等が事故により停止した場合 (4) その他、当社がCSCCCSCの提供が困難と判断した場合 2 当社は、CSCCCSCの提供の停止または中断により、ユーザーまたは第三者が被ったいかなる不利益または損害についても、一切の責任を負わないものとします。 第10条(利用制限および登録抹消) 1 当社は、ユーザーが以下のいずれかに該当する場合には、事前の通知なく、ユーザーに対して、CSCCCSCの全部もしくは一部の利用を制限し、またはユーザーとしての登録を抹消することができるものとします。 (1) 本規約のいずれかの条項に違反した場合 (2) 登録事項に虚偽の事実があることが判明した場合 (3) 利用料金等の支払債務の不履行があった場合 (4) 当社からの連絡に対し、一定期間返答がない場合 (5) CSCCCSCについて、最終の利用から一定期間利用がない場合 (6) 第11条に違反した場合 (7) その他、当社がCSCCCSCの利用を適当でないと判断した場合 2 当社は、本条に基づき当社が行った行為によりユーザーに生じた損害について、一切の責任を負いません。 第11条(反社会的勢力の廃除) 1 ユーザーは、次の各号のいずれか一にも該当しないことを表明し、かつ将来にわたっても該当しないことを表明し、保証するものとします。 (1) 自ら(法人その他の団体にあっては、自らの役員を含みます。)が、暴力団、暴力団員、暴力団員でなくなった時から5年を経過しない者、暴力団準構成員、暴力団関係企業、総会屋、社会運動等標ぼうゴロまたは特殊知能暴力集団等その他これらに準じる者(以下総称して「暴力団員等」といいます。)であること。 (2) ユーザーが法人その他の団体の場合にあっては、暴力団員等が経営を支配していると認められる関係を有すること。 (3) ユーザーが法人その他の団体の場合にあっては、暴力団員等が経営に実質的に関与していると認められる関係を有すること。 (4) 自らもしくは第三者の不正の利益を図る目的または第三者に損害を加える目的をもって取引を行うなど、暴力団員等を利用していると認められる関係を有すること。 (5) 暴力団員等に対して資金等を提供し、または便宜を供与するなどの関与をしていると認められる関係を有すること。 (6) ユーザーが法人その他の団体の場合にあっては、自らの役員または自らの経営に実質的に関与している者が暴力団員等と社会的に非難されるべき関係を有すること。 2 ユーザーは、自らまたは第三者を利用して次の各号のいずれか一にでも該当する行為を行わないことを保証するものとします。 (1) 暴力的な要求行為 (2) 法的な責任を超えた不当な要求行為 (3) 取引に関して、脅迫的な言動をし、または暴力を用いる行為 (4) 風説を流布し、偽計を用い、または威力を用いて、当社の信用を毀損し、または当社の業務を妨害する行為 (5) その他前各号に準ずる行為 第12条(解約) ユーザーは、当社の定める解約手続により、CSCCCSCを解約できるものとします。 第13条(保証の否認および免責事項) 1 当社は、CSCCCSCに事実上または法律上の瑕疵(安全性、信頼性、正確性、完全性、有効性、特定の目的への適合性、セキュリティなどに関する欠陥、エラーやバグ、権利侵害などを含みます。)がないことを明示的にも黙示的にも保証しておりません。 2 CSCCCSCは、登録された適合性判定情報を基に数的処理を行い、その結果を回答しますが、登録された情報の妥当性・正確性を保証したり、器具容器包装の安全性・法適合性を認証したりするものではありません。原材料が原材料事業者の登録した情報どおりか否か、CSCCCSCの数値処理を適用することがそもそも妥当か否かについては、当事者間で検討、確認した上でCSCCCSCを利用して頂きます。 3 CSCCCSCに登録された適合性判定情報は食品衛生法に基づき顧客から器具容器包装製造者へ伝達されることを前提としており、その伝達についてはユーザーの責任で行われたものとして扱います。 4 当社は、当社の故意又は重過失に起因してユーザーに生じた損害のうち、相当因果関係のある損害について、ユーザーが当社の指定する書面の提出により賠償を求め、当社がその損害の発生を認めた場合は、当該損害が発生した時点から1か年前以降にユーザーから受領した利用料の額を上限として賠償します。 5 当社は、CSCCCSCに関して、ユーザーと他のユーザーまたは第三者との間において生じた取引、連絡または紛争等について一切責任を負いません。 第14条(サービス内容の変更等) 当社は、ユーザーへの事前の告知をもって、CSCCCSCの内容を変更、追加または廃止することがあり、ユーザーはこれを承諾するものとします。 第15条(利用規約の変更) 1 当社は以下の場合には、ユーザーの個別の同意を要せず、本規約を変更することができるものとします。 (1) 本規約の変更がユーザーの一般の利益に適合するとき。 (2) 本規約の変更がCSCCCSC利用契約の目的に反せず、かつ、変更の必要性、変更後の内容の相当性その他の変更に係る事情に照らして合理的なものであるとき。 2 当社はユーザーに対し、前項による本規約の変更にあたり、事前に、本規約を変更する旨及び変更後の本規約の内容並びにその効力発生時期を通知します。 第16条(個人情報の取扱い) 当社は、CSCCCSCの利用によって取得する個人情報については、当社「プライバシーポリシー」に従い適切に取り扱うものとします。 第17条(通知または連絡) ユーザーと当社との間の通知または連絡は、当社の定める方法によって行うものとします。当社は、ユーザーから、当社が別途定める方式に従った変更届け出がない限り、現在登録されている連絡先が有効なものとみなして当該連絡先へ通知または連絡を行い、これらは、発信時にユーザーへ到達したものとみなします。 第18条(準拠法・裁判管轄) 1 本規約の解釈にあたっては、日本法を準拠法とします。 2 CSCCCSCに関して紛争が生じた場合には、訴額に応じ東京簡易裁判所または東京地方裁判所を専属的合意管轄裁判所とします。 2022年4月8日 制定